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2007年3月14日 (水)

3R

この前、とある方の講演で拝見したのです。

やはり「3R」と言えば、「Reduce(減らす)」、「Reuse(再利用)」、「Recycle(リサイクル、再資源化)」の3つのRと思ってしまいますが。

「Refuse(拒む、断る)」、「Reduce(減らす)」、「Reuse(再利用)」で3Rだ、と理解する方が本質的なのではないか、という話がありまして。

「あ~、確かになあ」と思ったのですが、結局のところリサイクルという行為が免罪符のようになっていて、”大量消費”の構造が全く変わっていないことが原因かと思います。
単に”大量リサイクル”になっているだけですから。

改めてこういうところから概念を改めて検討し、変更する必要があるのかもしれませんね。

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著者:本多 淳裕,大阪東部地区商工会議所リサイクル技術委員会
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2007年3月13日 (火)

CSRモニター

日経BP社の「NBonline」のWebサイトで発見した記事ですが、IT系ベンチャー企業のDFF社が、このたび「CSRモニター」という制度を開始したようです。

DFF社と言えば、複数の企業さんの実施しているクリック募金(企業のサイトで1クリックごとに1円などを海外での支援事業などに寄付する仕組み)を掲載していることで有名で、僕もたまに気付いたときにWebサイトへクリックをしに行っていたりします。

これまで読者が不明確で、環境報告書やCSR報告書を発行しても見てもらえているのかどうか不安だ、どう受け止められているか分からない、などといった企業の方々の声に応えたサービスのようです。

具体的には、一般市民などがCSRモニターとして登録し、アンケートを通じて意見を集めたりするようです。
1つの特長として、当然ながら登録される方々の関心は非常に高いので、有益な意見が得られるのではないかと思います。

また、登録時にモニター特典として、関心のある分野で取り組みを行うNGOへ100円の寄付を行うことができるという点も、おもしろい試みかと思います。

しかし本音で言うと、もっと世の中に幅広く読者が広がってくれて、多様な意見が常に企業などにフィードバックされる社会になればいいんですけどね。
今回の仕組みが、その起爆剤になれば、と祈るばかりです。

募集しているモニターは、今のところ1000人限定とのことです。
皆様も是非登録してみてはいかがでしょうか。

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2007年3月 9日 (金)

エコロジカルライブ!?

今日もちょっとしたニュースのご紹介です。

地球温暖化問題に関して、特に民生部門のCO2排出量が増加の一途を辿っていることはご存知の方も多いかと思います。
このうち、主婦の方々、団塊世代の方々、若者たち、というふうに、階層別にアプローチをしていくことは必要だろうなあ、と思っているのですが、今回は特に「若者」向けの活動に関してです。

「Re-Style LIVE Vol.4 with チーム・マイナス6%」開催について
(出典は環境省のWebサイト

チーム・マイナス6%(環境省)は、3月8日(木)に渋谷C.C.Lemonホールにおいて、環境にやさしく地球にやさしいライフスタイルを、音楽というエンターテインメントの力を借りて呼びかける一大環境イベント「Re-Style LIVE Vol.4 with チーム・マイナス6%」を開催します。
 4回目を迎える今回のテーマは「うちエコ!」。
今回もラジオDJのやまだひさしさんが中心となって、絢香さん、GLAYさん、Kさん、HOME MADE家族さんという著名アーティストが一堂に会し、地球温暖化防止のメッセージを発信します。
イベントのエンディング(21時頃の見込み)には若林正俊環境大臣が登場し、温暖化防止の取組を呼びかける予定です。
 なお、このイベントを実施するにあたっては、ゴミ削減の工夫、リユース資材の活用、グリーン電力の使用など、環境に配慮した様々な試みを実施しています。

何を隠そう、熱烈GLAYファンの僕ですが(笑)、昔はこういうところへ積極的に参加してくれるようになるとは思ってもいなかったので、最近は嬉しいながら不思議な感覚です。
実際、先日のツアーのライブでも、途上国の貧困問題や環境問題を憂う楽曲を「1人の人間として」歌っていらっしゃいました。

自分が好きなバンドやアーチストからのメッセージって、本当に素直なファンの心にはすっと落ちて、その後に影響を与えることもあると思うので、これからも継続してもらいたいものです。

そして実はもう1つ注目すべきなのが、このイベントの実施にあたっての工夫です。
ニュース記事にも書いてあるように、ゴミ削減、リユース資材の活用、グリーン電力の活用ということで、可能な限り低環境負荷型のイベントになるようです。

もう1つの暴露話ですが、僕は学生時代にコンサートスタッフとしてアルバイトをしていましたので、こういうイベントの裏での資源やエネルギー消費の多さには以前より注目をしていました。
夏の野外イベントでの分別・リサイクル活動や、一部ライブハウスでのグリーン電力導入などの事例も見られるようになってきましたが、可能な限り個別のイベントの環境負荷が最少となり、できればカーボンニュートラルになれば、と思ったりしています。

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2007年3月 7日 (水)

松下電器の社内CDM事業

色々と前回前々回の記事のようにブログのネタも溜まってきたところで、おもしろいニュースが舞い込んできました。

松下電器の省エネ事業、国連承認 日本企業で初
(ソースは
産経新聞

 松下電器産業がマレーシアにある系列工場で進めていた省エネルギーの取り組みが、温暖化ガス削減に効果があるとするクリーン開発メカニズム(CDM)事業として、国連の理事会で承認されたことが6日、わかった。CDMを利用することで松下は年間8100トンのCO2を削減できる。工場の省エネ活動がCDMに認定されるのは日本企業で初めて。松下は来年度中に中国の工場にもその対象を広げる。

 松下は3年前からマレーシアのエアコンや電子部品を製造する10工場で省エネ事業に着手。国内工場で導入している高効率の空調機器やモーターなどの省エネ設備を導入し、昨年初めに日本政府からCDM利用の承認を受け、国連には年末に利用を申請していた。

 松下は平成22年度にCO2の排出量を10%削減する目標を掲げている。マレーシアに続いて、中国のグループ工場にもこうした省エネ設備の導入を進めてCDMの利用を目指すほか、マレーシア以外の東南アジア各国でも導入を検討する。(後略)

奇しくも某社のステイクホルダーミーティングで同様の提案をしてきたところなのですが、やはり本社だけの温暖化対策が限界に近づきつつある中で、こうした取り組みは非常に効果的なのではないかと思います。

CDM(クリーン開発メカニズム)とは、温暖化対策を定めた京都議定書で示された京都メカニズムという、効率的かつ効果的な温暖化対策を実施するための方法の1つです。
CO2などの削減目標が定められた先進国が、こうした目標数値のない途上国において、温暖化対策の事業を行った一部を自国の削減量にカウントするものです。

CDMは、日本政府、現地政府、国連の3者に認められて初めて事業として認定されますが、社内で行う場合は、必ずしもこの部分に縛られる必要はないと思います。

例えば、本社で1億円をかけて1,000トンのCO2しか削減されない状況になっている企業があったとします。
同じ金額をグループ会社でのCO2削減事業に用いることで、10,000トンのCO2を削減することができるならば、グループ全体としてもより効率的にCO2を削減することができることでしょう。
これは言わば、連結会計の視点での温暖化対策ということになります。

今後の環境会計は、単に集計範囲を連結企業も対象に含めるだけでなく、本来こうしたところの評価にも積極的かつ戦略的に用いるべきなのではないでしょうか。
そしてより広い視野でそれぞれの企業が直面する環境問題だけでなく、地球規模の温暖化問題へも取り組んでいくべきであると考えています。

地球温暖化と東アジアの国際協調―CDM事業化に向けた実証研究    慶應義塾大学産業研究所叢書 地球温暖化と東アジアの国際協調―CDM事業化に向けた実証研究 慶應義塾大学産業研究所叢書

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2007年3月 6日 (火)

豊島学(楽)会 第1回研究発表会 開催

廃棄物不法投棄事件の現場となった香川県の豊島にて、公害調停や環境修復などに関わってこられた住民、研究者の先生方によって、豊島学(楽)会が創設されました。
単なる学会ではなく、「楽」という字が加わっているのですが、個人的には、どこの学会もこういう気持ちを持つことが大事だよなあ、なんて思っています。

実は先日、私も初めてこの島を訪れることができまして、その際に、この学会のことをご紹介いただくことができました。
豊島の訪問記については、また別途まとめたいと思っています。

私がこの島を訪れた際に感じたこととしては、環境問題や環境リスクを学ぶ自分たちにとっては、まさに5感をフル稼働して、問題に対するセンスや感性も磨くことができる場所だと思います。
また、この島で起こった廃棄物の不法投棄という、現代社会における環境問題の構図は、またしても地球温暖化という問題で繰り返されようとしています。
一方で、過疎化の進展を踏まえつつ、地域に根付いたコミュニティをいかに存続させていくかという、国内のあらゆる地域が有する問題もあります。
そういう意味では、島全体が生きた教材であり、環境問題をはじめとした社会問題の縮図であると言えます。

今月末の3月31日(土)~4月1日(日)にかけては、第1回となる研究発表会が開催される運びとなりました。
年度代わりの忙しい時期かとは思いますが、是非、ご都合のつく皆様は参加してみてはいかがでしょう。(すでに私も申込み済みです。)

今回が第1回目ということで、まずが最初の大会を盛り上げるということも当然ながら必要だとは思うのですが、何よりまだ訪れたことの無い方々には、是非、この島であった出来事をじっくりとご覧いただきたいと思います。
そして、じっくりとこの問題に触れて、感じて、考えていただきたいと思っています。

関係資料は下記からダウンロード可能です。
http://www.e3.waseda.ac.jp/teshima/

豊島産業廃棄物不法投棄事件―巨大な壁に挑んだ二五年のたたかい 豊島産業廃棄物不法投棄事件―巨大な壁に挑んだ二五年のたたかい

著者:大川 真郎
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汚染の代償―豊島事件の23年 汚染の代償―豊島事件の23年

著者:実近 昭紀
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