大和ハウス工業(株)の目指す「共創共生」
今回は大和ハウス工業(株)さんの事例を紹介させていただきます。
実は昨年度だけではなく、3年前(CSRレポート2005に掲載)にも一度参加したことがあり、今年が2回目の参加でした。
大和ハウス工業(株)さんのステイクホルダーミーティングの特長を僕なりに紹介させていただくと、以下のようなものが挙げられます。
(1)社内から非常に多数の方々が参加されており、議論の輪にも自由に加わりながらお話をしていただける。同時に、さまざまなバックグラウンドを持った多様なステイクホルダーが参加しており、参加者間のディスカッションがとても活発。
(2)参加者に対するフィードバックがしっかりしており、当日回答しきれなかった質問等に対しては、後日、確実に回答がなされる。その上で、CSRや環境の担当部署だけではなく、研究所や事業部からもコメントが返ってくるため、社内での共有化が図られていることも伝わってくるし、全社的な対応であることが伺える。
(3)参加者が全ての意見を出しきれるくらいにたっぷりと討議の時間を設けてくれる。他の企業では、十分な意見を出しきれないまま終了してしまうことも多い。
(4)企業として、どこに向かおうとしているかという点を「共創共生」という基本姿勢として、非常に明確に示している。
(5)CSRレポートにおいても、かなりのスペースを割いて、この取り組みを掲載してもらえる。その中には、(2)で示したような質問等に対しての回答もあわせて掲載されており、当日参加できなかった方々への情報提供にも積極的である。(なかなかここまでページを使ってくれる企業さんも少ないかと思います。)
このうち、特に(4)に関しては、毎年発行されているCSRレポートでも明確です。
社会における防犯や防災などの問題を明確に示した上で、「我々の会社はここまで対応をやりますよ。ただ、これだけで十分ではありません。社会の皆さまにも考えてもらいたいし、私たちと一緒に取り組みをしませんか?」というメッセージが非常に伝わってきます。
もちろん、実際に社内の取り組みにおいては、まだこれからの点や不十分な点があることも否めません。
しかし、そのあたりも(2)でしっかりと認識されており、来年度以降のレポートにも反映されているのではないかと期待を持てます。
そしてこうした着実な取り組みこそ、大和ハウス工業(株)さんの目指す「共創共生」という姿に一歩ずつ近づいていくことになるのだと思います。
※一昨年度の様子はこちらです。


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